脅威の測り方 2012 1 12

 これは、何回か掲載していますが、
大事なことなので、もう一度掲載します。
(福山隆氏と宮本一路氏の著書から引用)
 国家にとって、「脅威」とは、何か。
それは、自然災害という「脅威」もあるでしょうが、
ここでは、「軍事的な脅威」を取り上げます。
 軍事的な脅威というものは、
対象国の「意思(敵意)」と「能力」の積算と言われています。
 日本侵略の「意思(敵意)」があって、
海から、あるいは空から侵攻する「能力」があれば、
それは、「重大な脅威」となります。
 そして、脅威の程度を評価する場合、
「意思」は変動するので、「能力」を基準に分析するのが一般的です。
 しかしながら、日本人は、対象国の「能力」には目をつぶり、
「意思」、特に「敵意」の存在を脅威の第一に考える人が多いのではないでしょうか。
 一般市民のみならず、政治家、官僚ですら、
周辺国に「熱烈歓迎」されると、
それだけで「脅威ではない」と信じ込み、
それによって、国策を誤らせる人が少なからずいます。
(以上、引用)
 聞くところによると、
日本の国防予算は、この10年間、減少を続けたという。
一方、中国の国防予算は、この10年間、どうだったのか。
 こんなところにも、「熱烈歓迎」の効果が出ているのでしょうか。
こうした「熱烈歓迎」の量と回数、そして、その効果を測りたいものです。
 私は、平和ボケしている日本人の目を覚ますために、
「空母 2005 2 17」という文章の中で、
「日本は、将来的に、空母が必要になるでしょう」と書きました。
 もう一度書きますが、
軍事的な脅威の程度を評価する場合、
相手国の「意思」は変動するので、
相手国の「能力」を基準に分析するのが一般的です。

脅威の面積 2012 10 14

書名 2013年、中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる
著者 福山 隆  宮本 一路  幻冬舎新書

 国家にとって、脅威とは、何か。
それは、自然災害という脅威もあるでしょうが、
ここでは、「軍事的な脅威」を取り上げます。
 この本から、引用しましょう。
軍事的な脅威は、対象国の「意思(敵意)」と「能力」の積算と言われています。
 日本侵略の「意思(敵意)」があって、
海から、あるいは空から侵攻する「能力」があれば、
それは、重大な脅威となります。
 そして、脅威の程度を評価する場合、
「意思」は変動するので、「能力」を基準に分析するのが一般的です。
 しかしながら、日本人は、対象国の「能力」には目をつぶり、
「意思」、特に「敵意」の存在を脅威の第一に考える人が多いのではないでしょうか。
 一般市民のみならず、政治家、官僚ですら、
周辺国に「熱烈歓迎」されると、
それだけで「脅威ではない」と信じ込み、
それによって、国策を誤らせる人が少なからずいます。
(以上、引用)
 私は、中国の古典文学が好きで、
何度も、このサイトで漢詩を紹介しています。
その上、中華料理も大好きで、外食で食べるだけでなく、
自宅の夕食でも、中華料理を食べる回数が多いのです。
 しかしながら、私は、2005年2月17日には、
「日本は、将来的に、空母が必要になる」と書き、
巨大化する中国軍を想定して、
着実に軍事力の整備を図るべきだと書いてきました。
 私は、中国の政治指導者が極めて優秀で、能力が高いことは知っています。
しかし、どんなに優秀な政治家でも、軍が巨大化してしまえば、
もはや誰もコントロールできなくなるのです。
これは、歴史が証明する鉄則です。
 文民統制が徹底しているアメリカですら、
イラク戦争の最中に、
「それは、ホワイトハウスが承知しているのか」と、
驚くようなことが、何度もありました。
 アメリカの文民統制ですら、このような状態ですから、
はたして、中国は、どうなっているのか。































































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